ダメ人間なので、また手帳を買いました。

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
16号// 2020.8.31

「ダメ人間なので、また手帳を買いました。」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、
観葉植物の植え替えや、
交流会のミーティングなど

火曜日は、
美容クリームの撮影
ほんと美容クリームとか
美容液とか増えましたね

水曜日は
昨日の納品作業と、
交流会のラジオ放送の収録、楽しかった。

木曜日は
交流会のミーティングとか

金曜日は
ジュエリーの撮影
100カット1日目。
これまでになく細かい商品群。
あー大変。
お預かりで、30カットほど撮ったところで、
気に入らなくてやり直し。

土曜日は
ジュエリーの撮影
100カット2日目。
今日で終わらせたかったけど、
終わらず。
当初1日で撮るつもり、
というか、撮れないことを承知で押し切られた感じ。

日曜日は、
ジュエリーの撮影
100カット3日目
明日までに商品を戻さなくてはいけなくて、
結局、宅配便の発送ギリギリまでかかる。
その後、交流会の打ち合わせ。

今週はほぼなんにもやってない。
いや、4日撮影してるんだけど、
ギャラは2日分弱なので、
売上としては寂しい限りですね。
カメラマンはあまり関係ないですが、
二八といって、2月、8月は業界によっては仕事のない月。
今年はなんだかよくわからなくなってしまったが、
今月はお盆の月であまり売上は期待していなかったけど、
やっぱり寂しいですね。



問題は売上の少ないことよりも、
1日分のギャラで3日動いてしまったこと。

商品必要なので1日で戻してもらえませんかね?
と言われて、

頑張ればなんとかなるんじゃないかと、
なんともならないことを承知しているはずなのに、
なんとかなる気がしてOKしてしまったあたりですかね。

そうなってしまった理由の一つに、
コロナなんでギャラはこれしかない
と言われて、
じゃあ1日でなんとか納めないと、
と思ってしまったのも原因です。

どんな作業にどのくらいの手間が掛かるか。
工数管理といって、製造業では当たり前というかとても重要な概念なのですが、
サービス業でも納期を見積もるのにとても大事な考え方です。

特にひとりで全てを管理しなくてはいけないフリーランスは、
色々とルーズになってしまうので、
しっかり数字で自己管理することが大事です。

こう書くと、さぞ自分はできてるかのようですが、
全然ダメ。

作業ごとに砂時計で追い込んでみたり、
ポモドーロタイマーで計ってみたり、
アプリでログを取ってみたり、

色々しましたが、

すぐに取っ散らかる。
一つのことをきっちり終わらせないまま、次のことが気になる。
次にするべきことの優先順位がつけられない。

この性格ではその場でログを取る系は無理ですね。

で、

事前に予定を立てて、
1日の終わりに見直してみる。

こういう風に変えてみました。

問題はそもそも終わらない量のノルマを詰め込みすぎ、
と仮定して、仕事量を正しく見積もれるようにしよう。
という考えからです。

で、また買いました、ほぼ日手帳。
ずーっとほぼ日手帳です。

リフィールは違うものを使ってたりしますが、
ほとんど手帳に何も書かないくせに、
何故か常にほぼ日手帳を買い替えてます。

で、

最近はiPadもあるし、
スケジュールは変更が多いので完全デジタルだしで、
本当に手帳に何も書かないんで、
自由帳的なノートを大きめのほぼ日手帳に挟んで使っていたのですが、

「紙で、」前の日に次の日の一日の予定を作って、
終わったら検証する
という風にしたので、ほぼ日手帳が具合が良くなったのです。
うん、やっぱり考えるときは紙ですね、iPadでもちょっとダメ。



紙で管理し始めた矢先にこれですわ。

でも、こういう採算ど返しの修行のような撮影って、
技術の向上には非常に重要なんですけどもね。
今回も技術的収穫はあったのでいいかな・・

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

グリーン愛:撮影の小道具にグリーンはテッパンです。

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
15号// 2020.8.24

「グリーン愛:撮影の小道具にグリーンはテッパンです。」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、
ポートレートの撮影。
被写体は僕のビジネスの先生。
YOUTUBEのサムネにしたり色々使うらしい。
ヘアメイクさんと経歴かぶりすぎ、
知り合い被りすぎで楽しい現場。
まだ若いのに人に歴史あり。
あ、先生の方が干支が一つ以上若いです。
 
火曜日は、
時々行くWEBメディアの撮影。
時々だけど最近ちょくちょくお声がかかります。
 
水曜日は、
ビジネス交流会。
来期の代表をすることになりまして、
その件の発表など。
 
木曜日は、
ランディングページからお問い合わせをいただいた、
ジュエリー工房からのご依頼で商品撮影。
オリジナルの商品の他に、
リメイクやリペアもお願いできる。
下町にこんなな工房があったなんて!
他にやっているところないんで、
うちは競合ありません。
って、ブルーオーシャン〜、羨ましい。
 
金曜日は、
昨日撮影したジュエリーのレタッチとか、
もっと前の化粧品のレタッチ戻しとか、
クラウドソーシングでいただいたネクタイの撮影とか。
この撮影が意外に時間がかかった。
 
土曜日は、
コロナの家賃補助の申請とか。
この手続きがものすごくめんどくさい。
持続化給付金よりめんどくさい。
持続化補助金よりも時間がかかる。
今日も書類が足りず終わらなかった。
こんな書類がいるよ〜
とは書いてあるんだけど、
なんか情報が足りないのか、
見落としやすいのか。
 
日曜日は、
一日お勉強。


 
今日は朝のうちは少し涼しくて過ごしやすかったですね〜
ちょっと秋めいた風も吹き込みつつ。
 
そんな感じでいい気分で事務所へ行ったら、
あら〜、観葉植物がだいぶやられてる。
この暑い夏、2日連続で事務所を空けたことはなかったのですが、
明らかな水切れ。
 
昨日はゲリラ豪雨でちょっと涼しいかと思ったのですが、
やっぱりダメですね。
 
この観葉植物たちは撮影の小道具として常備しているのですが、
結構世話が大変。
大変なんだけど、残念なことに人気のない奴は人気ないんですよね。
まあ、グリーンが悪いんじゃなくて僕の見立てが悪いんだけれども、
品揃えってあるじゃないですか・・・
 
グリーンに限らず、
小道具で買ったものって、
2回目使われるってことはほぼないんですよね。
新しくこんな仕事が来たから、
この仕事に使えるようにこんな小道具を買おう、
と、思って先読みして買ったものに限って、
リピートしない。
 
なのでなるべく物は買わないで、
レンタルで済ませるのですが、
絵がまとまらない時に、
グリーンをちょっと足すとまとまるんですよね。
 
で、
 
カラカラになって残念なグリーンたちですが、
今日新しく植木鉢が届きました!
 
これまでは撮影によって雰囲気を変えられるように、
ポットで育てて、鉢カバーをその都度変えていたのです。
 
が、鉢カバーって大いと可愛いのが少なく、
小さい鉢カバーだと、
その中のポットは100均ショップの観葉植物サイズまでしか、
ほぼはいりません。
 
この100均ショップでちょうどいいサイズのグリーンだと、
鉢カバーには小さすぎ、
鉢カバーにちょうどいいサイズまで育てると、
明らかに根詰まりで育てるのが難しい。
 
なんとかならないのかな〜と、
いつも思い悩んでいたのですが、
先日、花工場(というお花屋さん)のおじさんに相談したところ、
それはね〜「ない」的な感じでご教示いただきまして方針転換。
 
鉢とグリーン、どうせ使える組み合わせって決まってくるので、
思い切って鉢植えにしてみようと思いまして、
試しにいくつか植木鉢を買ってみました。
 
ネットで適当に探したお店でしたが、
あたり
 
お安くていい感じの植木鉢がたくさん。
同じような雰囲気のやつって結構するんですよね。
万が一、商品が届いて「?」となっても、
撮影で使うんだから写真でいいなと思ったんならまあいいだろ。
 
でも、届いた商品いい感じ。
高いやつって、似たような感じなんだけど、
中途半端に小綺麗になっててちょっと違うってことがあるんだけど、
ここの植木鉢はまさに手作り感(いい意味でですよ)
 
グリーン愛も感じるし、一緒に入っていたカードも素敵。
 
で、何よりも土ですよ。
固い土!根がよく張る!徒長せずに元気!
気になるじゃないか。
 
多少お高い値段も、
世話が大幅に減るなら安いもの。
それ以上に、真冬に吹きっさらしの屋上で砂だけの植木鉢でトマトを育てたり、
ちょっとマニアックな家庭菜園をした身としては、
き・に・な・る
 
あー植え替えが楽しみ。


  



全て、鉢底ネット付き。この気配り感!このちょっとが助かるのです。
さあ、植え替えるぞって時に、ネットがないとテンション下がります。



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うさぎちゃんと小規模事業者持続化補助金

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
13号// 2020.8.10

「うさぎちゃんと小規模事業者持続化補助金」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、
時々行くウェブメディアの撮影。
時々だったけど最近続いてます。
景気の悪い時期なので少しですが助かります。
 
 
火曜日は、
企業でインタビュー撮影。
ですが、コロナですのでインタビューはオンラインで、
ポートレートのみ6名の撮影です。
 
オファーをいただいた時に編集者から、
「うさぎちゃん作戦でお願いします」
とご連絡をいただいて、
はて、うさぎちゃんてなんだっけ?
「11PMの温泉レポートですか?」
と確認したら、当然そんな訳はなく・・
 
実際にインタビューしていない人を、
お話しをしているように撮影する方法があるのですが、
以前、その小道具でたまたまウサギを使ったらしく(覚えていない)
うさぎちゃんのおかげで今回もいい感じに撮れました。
温泉も行きたいですね。
 
 
水曜日は、
ZOOMで打ち合わせとか、
クラウドソーシングでいただいたお仕事など。
クラウドソーシングは非常に相場が安いのですが、
ウェブ集客がなかなか難しいBtoBのカメラマンには、
上手く使えばリスティングを回すよりも効果的なのです。
でも、手間がかかる割に金額がいきません。
閑散期を使ってもう少し研究します。
 
 
木曜日は、
毎月レギュラーの化粧品のインスタグラム撮影。
今回は新しい蒲田のハウススタジオ。
綺麗だし、窓も大きく、まあまあいいのですが、
窓が一箇所だと、どうしても窓の前にへばりついて撮影してしまいますね。
やはりハウススタジオは窓が2面は欲しい。
 
 
金曜日は、
YOUTUBEのための素材撮影。
珍しく動画撮影です。
LEDライトに慣れないので、
光の回し方が難しいです。
 
土曜日は、
いつものキャラクター撮影。
 
日曜日は、
模試と、またキャラクター撮影。
追い込みだな〜
 



金曜日に小規模事業者持続化補助金<一般型・第二回>の発表がありました。
小規模事業者持続化給付金じゃないですよ、よく似てますが、補助金です。
 
小規模事業者が販路開拓を目的として投資する際、
50万円を限度として3分の2まで補助してくれる制度です。
 
今年はコロナ対応で100万円まで増額されていたり、
収入の減少している人には加点があったり。
 
僕はコロナ対応にはならなかったのですが、
1回目の採択率が9割と破格の大盤振舞い。
なので、第2回目の締め切りに申し込んでみました。
 
ちなみに小規模事業者というのは、
従業員5人以下の法人、個人事業と思ってもらえばほぼ間違いないです。
 
で、結果は、無事採択されました。
まだ通知とかはないですが、採択者の発表があり、
しっかりリストに名前がありました。
 
で、今回申請した事業が、
「動画撮影による多角化」
そう、動画です。
もう少し撮ってはいるのですが、
機材など本格的には揃えておらず、
もう少しちゃんとやろうかなと。
 
これまでにも、動画をやろうかなと思った時期はあるのですが、
その度にスチールの仕事が忙しくなって、途中で何度もほったらかしになり、
これは、「お前は動画やらなくていいよ」
とういう天からのお告げだなと思って、
もうやらないつもりでおりました。
 
それが急にどうしてかというと、
申請期限の少し前に、
いつもスチールの仕事をくれる代理店さんから、
動画のオファーをいただきました。
 
簡単なものならやらなくもなかったのですが、
クライアントも大きいし、ディレクションも必要でいろいろ手に余る内容でした。
 
頼む先がなくて連絡してくれているのは分かっていたのですが、
かえって、ご迷惑をおかけするかもしれなかったので、
涙を飲んでお断りしました。
 
でもその後、悔やまれて悔やまれて、
ここはちゃんと取り組もうか、
と思い補助金申請しました。
 
お金の面もありますが、
補助金もらったらちゃんとやらないといけないし、
ちゃんと実行するように、
外から縛りができたことが大きいですね。
 
この後も手続きや、報告書などいろいろありそうですが、
ちゃんとできるかな?



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すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

赤チャリとお散歩カメラ

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12号// 2020.8.2

「赤チャリとお散歩カメラ」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、

時々撮影に行くWEBメディアの撮影。

最近お買い物を検討している時、

ここのサイトがよく当たるようになってきた。

先日もシャープペンシルを3種類検討。

芯は2Bが書きやすい。

火曜日は、

法務局へ行ったり、

銀行へ行ったり、

社会保険の新規適用届を発送したり。

法人化に絡んだ手続きは一通り終わったかな。

お金の流れも整理されてきて、

経営も見やすくなってきた。

水曜日は、

この日は大忙しの日。

朝から百貨店でポップアップショップの撮影。

百貨店は節電が物凄いので電気がつくのがオープンの直前。

玉川高島屋は過去最短の3分。

お店のオープン3分前に電気が点くのです。

撮影から撤収まで3分。

そのあとは新規のお客さんで、

美容液のイメージ物とモデル撮影。

スタジオ入りから撤収まで3時間、でも撮影カットはいっぱい。

頑張っていっぱい撮れました、

スピードの面で久しぶりに壁を超えたかも。

その後は朝の納品作業。

木曜日は、

昨日の納品作業と、

お預かり撮影のアクリルキーホルダーの修正など。

金曜日は、

お預かりのスピリチュアルなブレスレットの撮影と、

インプット作業。

土曜日は、

データの整理と、

インプット作業、アウトプットの日まで3ヶ月を切りました。

今日はシェアサイクルの赤チャリで事務所まで往復しました。

片道1時間半かな。

思ったよりかかりますが、

さすが電動、体力的には大丈夫。

整備が悪くブレーキNG率が体感で3割ぐらいあるので、

下り坂の多い帰りはちょっと怖いです。

日曜日は、

このメルマガ書いてもう15時。

ちょっとおやすみモードですが、

これから請求書書いたり、

資金繰り表作ったり、

インプットしたり。

いろいろやらないと。



 

今年は雨が多かったですね。

日本三大急流というのがあって、
今年はそのうちの二つ、
球磨川と最上川が氾濫してしまいましたね。
こんなことはこれまでなかったそうです。

コロナのせいで撮影自体が少なかったので、
あまり雨に祟られる撮影はなかったのが幸いでしたが・・・

さて土曜日は梅雨も明けて久しぶりのお天気だったので、
シェアサイクルの赤チャリで初めて事務所まで行ってきました。

行きは立ち寄りもあったので、
正確な時間は分かりませんが、
帰りは下り坂の多いルートで1時間半。

時間自体は大したことがないのですが、
タイヤが硬く車体も重いので、
ちょっとした道のガタガタでも、
お尻へのダメージが大きいです。

最近利用者が急に増えて整備が追いついていないのだと思いますが、
整備不良の車体が多く、特にブレーキが壊れているものが多く、
安全面のメンテナンスだけでも早くなんとかして欲しいです。

乗り放題プランでも30分しか乗れないので、
1時間半の道のりだと、途中3回ぐらい一旦返却しないといけないのですが、
そのため途中のチャリンコ・ステーションを気にしながらの道中になります。
で、チャリンコ・ステーションが、コンビニだと分かりやすいのですが、
その他の建物だと、裏側や隣のビルとの隙間など非常に分かりにくく、
イングレスのポータルやポケストップ探しの気分です。

このウロチョロ感が、
普通だったら立ち寄らないところに行くので、
普段の街が新鮮ですね。
お散歩カメラなんかをする人は非常にいいのではないでしょうか。

お散歩カメラってお散歩がメインの目的ではないので、
僕のように気の短い人には、
歩いている時間=待ちの時間
で、結構辛いんですよね。
その点、赤チャリは疲れ知らずで、乗り捨てられて、
ポケモンGOみたいに行ったことのないところにナビゲートしてくれる。

まだ不要不急の外出は避けたほうがいいですが、
いろいろ落ち着いたら、お散歩カメラもしてみたいですね。

来年の春には間に合うかな~☆

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自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
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ベタがおもしろい

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11号// 2020.7.26

「ベタがおもしろい」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、
基礎化粧品メーカーの社長のポートレート、
一年分12カットの撮影。
ヘアメイクさんも頼んでいい感じ。

火曜日は、
緊急で入った癖のあるデザインのジュエリーの撮影。
リモートチェックですが、チェックしてくれる人は、
この商品を見たこともないし、担当でもない。
大丈夫か?

水曜日は、
ジェルネイルの撮影。
コロナで化粧品は散々らしいですが、
ネイルは好調らしい。
そろそろ企業ごとの明暗がはっきりしてきそう。

その後、交流会の来期の打ち合わせと、
交流会のラジオっぽい放送のZOOM収録。
アジアで一番のマクロビの先生、めっちゃ楽しかった。

木曜日は、
レタッチデー
いろいろセレクトバックをいただいた写真を、
レタッチして納品です。
それから昨日のZOOM収録の動画編集。

金曜日は、
新規のジュエリー撮影。
コロナ休み中に作ったランディングページから初の受注です。
ヒートマップを見ても動きが悪いので、
トップの写真を若めに変えたら、
おばさん向けのジュエリーの撮影が入りました。
仕上がりの評価も上々。

土曜日は、
これも新規の撮影。
アクリルキーホルダーです。
こういう撮影はジュエリーとかよりも難しいかもな。
でも、大変さは伝わらないと思います。
しかし、写真を見て「わー、大変そう」と思うような写真は、
広告写真としては疑問ですよね。
「苦労は空気のように拡散し、メッセージだけが浸透していく」
写真がいいと思います。

ビジネス交流会のメンバーでやっているラジオ放送みたいな番組を、
ZOOMでムービー収録してメンバー向けに流しているのですが、
今回はアジアで一番のマクロビの先生。
話が無茶苦茶面白かった。
ビジネス交流会って、普通にしていたら絶対会わない凄い人がいたりするんだけど、
詳しく話を聞いてみないと、その凄さってわからない。
その凄さがわからないまま、
とりあえず同じメンバーですねって事でお友達みたいな感じになるのですが、
その業界ではすごい先生だったりして、その実態を後から知ってへんな感じです。

その中でも、ちょっとご高齢の方で、すごい人がメンバーにいるのですが、
皆さん話が面白い。
普段は飄々ととぼけた感じでいるのですが、
ご自分のお仕事の話になると、内容もすごいし、面白いし。
こういうアウトプットができるようになりたいです。

ムービーといえば、先週撮影した鼎談もいい感じに仕上がった。
多少コツを掴んだので、また次のコツを身につけていこう。

コツといえば、同じカメラでもスチールとでは、
撮影時に注意することがあって、
同じものを撮るのでも、
寄ったり引いたり、右から左から、
いろいろ撮影しておかないと編集の時に繋がらない。
同じ構図の絵が続くとつまらない、
というか、同ポジといって気持ち悪いのだ。

スチールでも同じことは言えるのだが、
スチールの場合は一枚の画面や紙の中にレイアウトされるので、
構図も多少変化が欲しいですが、
強弱というか緩急というか、
メインの写真をしっかり撮って、サブカットがメインを喰わないようにしないといけない。
そのためには、色味や構図をあえて揃えるってことが出てくるんだけど。
動画の場合は同じ画面、同じ場所で変化していくから、
変化していることが大事になってくる。

まあ、動画をやらないとって時に、脇で仕入れた知識なんですが、
その直後に撮影したある仕事で、ムービーのように変化を気にしながら撮影してみたスチール案件がある。
クライアントさんはその写真で、サイネージ用にスライドショーを作成したらしいのですが、
写真を順番に並べただけで、ほとんど編集なしでムービー作品になってしまったらしい。

ちょっとムービーの練習ぐらいで、注意しながら撮影したということはあるのですが、
並べただけで成立するっていうことは日頃ないので、
少し不思議な感じでいい気分でいたのですが、
これって、フィルムの頃のベタが面白い時に似てるのかなっと思った。

最近の人はフィルムを扱った経験がない人が多く、
ベタって言ってもわからないと思うのでちょっとベタの説明。
プロは、フィルムで撮影したものを、普通のサービス版でプリントしたりしないで、
(今はサービス版も同時プリントもわからないよね)
A4ぐらいの印画紙にフィルムを直接並べて、
露光・現像して、フィルムのままのサイズの写真の一覧表を作る。
この一覧表のことをベタと言って、
この下手にルーペを当てて、引き伸ばす写真を探す。

で、このベタが面白いカメラマンというのがいて、
以前は写真展に行くと、このベタがそのまま作品になっていたりもしてた。

以前はベタやポジのスリーブでクライアントに渡すので、
へんなコマが出来ないように、
一コマ一コマ気を付けて撮っていたなぁと思います。

デジタルになって、いらないものは消す前提で撮影しているけど、
同じような気持ちで撮ったら、
ちょっと上手くなるかな?
そんな気がする。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

オールドMACよさようなら、これからは動画も撮ります。

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
10号// 2020.7.20

「オールドMACよさようなら、これからは動画も撮ります。」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、
永年お世話になった(ほったらかしだった)
歴代MACをPCの処分屋さんに。
あっさりと引き取られていった・・・
今回さよならしたのはPowerMacG5、iBook G4、iBookSE Keylime、MacじゃないけどVAIO-U
で、足立区は遠かった、まだ東京の右とか上の方の土地勘がありません。
その後、先週撮影分のマニキュアのレタッチ。
その後、新しく購入した機材のテスト撮影。
来週に備えます。

火曜日は、
午後から、ドイツのハンカチ屋さんの新しいブランドの撮影。
翌日が初の展示会なのでそのための店頭ディスプレイのオフィシャル撮影。

水曜日は、
いつものキャラクター撮影。
その後ビジネス交流会へ、
久しぶりの人たちと色々話す。

木曜日は、
毎月お任せで撮影している美容液と美容クリーム。
「おまかせ」というのは時間が自由になる代わりに、
筆の置きどころというか、
クオリティーをどこまで拘るか、
なかなか難しい。
明らかにオーバークオリティーです。
そろそろネタも尽きてきたので、
撮影小物のレンタルショップへ。
こんなにいっぱい素敵な小物があるのに、
どれもちょっと違うんだよな~
たいしたものを借りずにスタジオへ、
なんとか撮りきる。

金曜日は、
交流会の告知用ムービーの撮影。
はい、少しですがムービーを撮ります。
3人の鼎談撮影。
昨日のレンタル品を返却した後、
今日の動画の編集。
7割ぐらい終わったところで、
結構番組っぽい。
撮影はなんとかなるな、
次はディレクション力だな。

土曜日は、
コロナの家賃給付金の申請。
おっと、法人成りしたばかりで契約書を変更してないので、
大家さんに一筆書いていただかないといけないらしい。
頓挫したので昨日の編集の続き。
その後ジャン・バルジャンの福井さんのオンラインコンサート。
その後オーガニックのオンライン飲み会
オンラインとはいえ久しぶりに飲んだ呑んだ。
4合瓶一本とちょっと、5合ぐらい空いたかな。

日曜日は、
いつものキャラクターグッズの撮影と、
明日の撮影の機材の積み込み。
最近機材を小さくしていたので、
久しぶりに大荷物。
コジキの引っ越しのよう。

PowerMacG5,StudioDisplay,iBookSE keylime,IBook G4,VAIO-U

今週は珍しくムービーの撮影。
たいした撮影じゃないのですが、
慣れない撮影なので一山超えた気分。

今の一眼カメラは動画も素晴らしいクオリティのものが撮れるので、
みんな簡単に「動画も撮れるでしょ」って言ってくれるのですが、
動画とスチールでは設定が全然違うのです。
事故を防ぐためにはカメラを分けるべきという感じ。

そもそもが記録フォーマット。

スチールは当たり前でRAWデータというもので撮影しているので、
あとで現像するときに割とどうにでもなるので撮影に集中できる。
反対なのがJPEG撮影、
携帯カメラとかこの感じ。
一眼カメラでもアマチュアの人はこちらが多い。
JPEGは撮影時点でしっかり、色も明るさも合わせておかないと、
後調整だと破綻してしまって、少なくともプロの仕事としてはかなり辛い。
動画はスチールでいうとJPEG撮影に近い感じ。
RAWやよく似た感じでLogでも撮れる環境が増えてきた。
僕もちょっとしたものを買い足すだけで、
1台はLog撮影できるのだが、その後の作業性を考えると、
そこまで手をかける内容の撮影でない。

動画は高画質の方が、後処理が大変。
これは当たり前。
写真は高画質の方が、多少コンピューターの動作は重いが、
圧倒的に作業が楽で生産性が高い。
動画もある程度まで投資すればそうなるんでしょうけど、
もうちょっと我慢かな。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
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きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

撮影料は、カット計算?時間計算? 僕はグロス計算が神だと思います。

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
8号// 2020.7.13

「撮影料は、カット計算?時間計算? 僕はグロス計算が神だと思います。」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、
某劇団の女優さんの撮影。
もともとスタジオが暗い上に天気も悪く、
だいぶ苦労しました。
あとはいつものキャラクターグッズの撮影など。

火曜日は、
化粧品のインスタグラム撮影。
オープン記念ということで激安スタジオ。
安いし、こういう所もありかもね。

水曜日は、
交流会のメンバーと作っているラジオっぽい番組の放送。
コロナの時に始めたので、ZOOMで生配信しながら収録。
急にMACから音声が出なくなり大慌て。
あとはいつものキャラクターグッズの撮影など。

木曜日は、
マニキュアのインスタグラム撮影。
しっかり準備してきてくれるので、
いくつかの難所をこなせば、
あとは楽にいい写真が撮れます。

金曜日は
あるキャラクターの●周年記念グッズの撮影
このキャラクターそんなに古いキャラクターなのね。

土曜日、日曜日は、
在宅で、ホームページやランディングページの調整、
経理といろいろインプット。

コロナ前は本当に休みがなかったので、
土日に家にいるだけで、
ものすごく暇な人の気分だったけど、
こうやって振り返ってみると、
平日は結構働いてますね。
売り上げはイマイチだけど。
その辺の気分もあるのかな?

ホームページを見た方からお問い合わせをいただきました。

ハンドメイドアクセサリーの撮影のお問い合わせでしたが、
撮影のご発注があるかどうかは未だ不明。

その際、主なお問い合わせの内容は撮影料のこと。
他のカメラマンにも問い合わせをされているそうでしたが、
カメラマンによって撮影料の基準が
「カットあたりの料金」だったり、
「時間あたりの料金」だったり、
バラバラで分かりにくいとのお困りごとを伺いました。

このあたりの撮影料金のお話はよく聞くのですが、
それもそのはずです。

なぜかっていうと、
つい最近まで、カメラマンのギャラって、
時間計算でもカット計算でもなかったからです。

なかったまで言い切ると若干言い過ぎではありますが、
近いところでは、
拘束日数だったり、
雑誌だったらぺージ計算とか。

でも、それ以上に撮影の内容によるので、
クライアントの方で撮影料の規定が決まっている以外では、
初めましてのお客さんに

「私は一日いくらです」

とか

「1カットいくらでやってます」

なんてことは、まずあり得なかったです。

じゃあどうやっていたかっていうと、
日数や、カット数も考慮するのですが、
日数や、カット数は過去の似た仕事との比較の目安ぐらいで、
結局はグロスでの計算なのです。

業界の人だと初めましての人でも、
なんとなく相場観のわかっている人ので、
これが一番良かったと思います。

グロスと拘束日数はちょっと近い感じかな?
実は大きく違うところがあるのですが・・・

撮影内容って当初の予定から変わったり、
当日対応しないといけないトラブルが起こったりするので、
カット計算だと、いろいろ不都合がある。
グロスだと、ある程度の変更のあることは織り込み済みなので、
いろいろみんなハッピーなのです。

それがなぜ、カット計算や時間計算が出てきたのかっていうと、
ECサイトの運営者など、
これまで撮影を発注する立場でなかった人たちから撮影の依頼がが出るようになったのです。

そうすると、
これまでの阿吽の呼吸で決まっていた、
グロス料金というわけにいかなくなった。
なので比較しやすいように、
カット料金や時間料金が出てきた。
比較しやすいから、比較されて、どんどん撮影料が下がる。
感覚的にはこの5年ぐらいで半分近く下がったんじゃないかな。
負のスパイラルです。

でもまあ、
ある程度以下の金額で、
まともな撮影ができるわけないので、
「見積もりをとったら結構な金額になった」
ような話もよく聞きます。

なんだか愚痴っぽくなってきましたね。
撮影料のこと、どこかでちゃんと書きたいのですが、
クライアントに対する愚痴っぽくなったり、
同業者を批判することになったり、
売り込みっぽくなってしまうので、
出し方が難しいですね。

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なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

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すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
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赤い自転車に乗り始めました

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
7号// 2020.7.5

「赤い自転車に乗り始めました」

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★ 先週のお仕事

月曜日、
火曜日は、
いつものキャラクターグッズの商品撮影。
火曜日の朝は南青山で事務所物件の内見も。
先日できたランディングページの成果が気になって、
いろいろ手につきませんが、
そもそもほとんど広告費をかけてないので、
あっという間に予算を使い切り、
成果も何もないよね。
あとは月末なので請求書出したり。

水曜日は
新規のジュエリー撮影。
インポートのジュエリーブランドを
百貨店の催事などで販売しているクライアント。
コロナは大変だったご様子。
小さな仕事だけど続きそう。
お預かりで完結できそうなので、
こちらとしては好都合。
夜は交流会の定例会、久しぶりのリアル開催です。
出席率はあまり高くなく密にならず。
お楽しみの懇親会は無し。

木曜日は
ニキビのお薬の会社のモデル撮影と商品撮影。
ノベルティとか箱出しとか。
普通の木の天板が欲しくなりました。

金曜日は
女優さんの撮影のロケハンで両国の方まで(あまり土地勘がないのですごくざっくりです)
なるべく電車にならないようにシェアサイクルで1時間ちょっと。
小雨の降るなか地図を確認々々しながら、
あちこちのポートに立ち寄って、
自転車を何度も乗り換えながら。
都心は自転車の整備が非常に悪いので、
ブレーキが効かないものがあったり、
ギアが錆々だったりで長く乗ってられる様な車体が無い。
ちなみにロケハン先は先週も行った、とっても小さなスタジオ。
サクッと終わって、いった意味あった?

土曜日は、
午前中はヨドバシカメラと銀一でお買い物。
人物の時のセットを変えてみようかと機材を追加。
午後は事務所でお勉強。
頑張っている資格のお勉強で、
特に撮影もないのだけれども、
自宅では集中できないので事務所まで。

日曜日は、
家で書類作ったり、
経理やったり、
このメルマガ書いたり。
都知事選の選挙に行ったり。
息子1は初投票、
18歳から選挙できるようになったのよね。

今週は特に決まったことも少ないのに、
なぜか慌ただしい、そのくせ何かが片付いた感のない、
充実度の薄い1週間。

でも新しく取り組んだこととして、
シェアサイクルの乗放題に申し込みました。
UBER EATSとかが乗ってる赤いやつです。
電車に乗らなくなって3ヶ月ほどになりますが、
いい加減に駐車場代も馬鹿にならないし運動不足だしで、
最終的には自宅から事務所まで自転車でかようことが目標です。
でも梅雨で天気も悪く家からはまだおっかないので、
とりあえずお試しで、火曜日の内見と金曜日のロケハンに、
シェアサイクルで行ってきました。
やっぱり自転車は楽しいですね!
思わずATBバリに漕いで爆走してしまったり。
とても便利なのですが、
残念なので手入れが目茶滅茶です。
この1週間で10台位上は乗ったと思いますが、
前ブレーパッドがなく、ブレーキの効かないものが2台。
結構な確率です。
雨晒しなので、チェーンもサビサビ。

でも今日、大田区のポートに立ち寄ったら、
どの車両もとても綺麗。
整備にかなり地域差が出るもよう。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
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ジュエリー撮影のランディングページができました!

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
6号// 2020.6.29

「ジュエリー撮影のランディングページができました!」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、
集客塾で知り合った通販の専門家の方のポートレート撮影。
左右で顔の見え方が違うことはわかっていたけど、意外な発見も。

火曜日は、
いつものお預かりのキャラクター撮影。
ワークフローが変わって、指示を見落としてしまい二度手間。
慣れるまで色々ありそう。

水曜日は、
ハウススタジオを借りてフラワーアレンジメントの撮影。
お客様の立ち会いはなく単独での撮影です。
これからはこういう仕事も増やしていかないとね。
夕方から、新しい事務所物件の内見。

木曜日は、
所属しているビジネス交流会で、
メンバーの方を取材。
バレエの偉い先生。
いつも飄々としているので、こんな豪邸に住む資産家だったとは!

金曜日は、
朝から劇場の建設現場の撮影。
骨組みは完成。
しばらくは見た目の変化がないのでお休み。
午後は届いた撮影商品の整理。
一部撮り進める。

土曜日は、
ずっと懸案だったジュエリー撮影のランディングページが完成。
https://lp2.ueharashashin.jp
初めてタグマネージャーを設置したり、
ヒートマップを設置したり。
初めてのことをこなしたので疲れた。
もっとわかりやすくしてくれ。

ちなみに本サイトのジュエリー撮影のページはこちら

日曜日は、
金曜日に整理した商品の撮影。
土曜日に来なかったのは、日曜日の方が駐車場が安いから。
いい加減運転疲れるので、電車乗りたい。

先週は暇〜、今週もきっと暇〜。
まあ色々やることはあって実際には忙しいのですが、
すぐ売り上げにつながることをしていないと働いた気がしない。
でもこういう明日の仕事をどんどんやっていかないと、
楽にはならないよね〜。

その一つとして、ずっと探している事務所の内見に行ってきました。
かなり良いんだけど、色々難点も。
年間で固定費が100万上がるのは、時期的に難しいよね〜
同じ四谷じゃ通勤が楽にならないし、一駅不便になるし・・

それから、ランディングページができました。
今まで何でもかんでも以前作ってもらった商品撮影のページに飛ばしていたのを、
ジュエリー専門のページを完成させました〜!
ただ、とりあえず作ったという感じで、
キャッチコピーも、トップ画像もとりあえず。
これからPDCAを回していかないといけないけど、
リスティングをあまり回してないので、
ヒートマップが観れるようになるまではまだまだ・・・

明後日から7月に突入。
また街の感じがガラッと変わるでしょう。

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「スタッフが変わるとビジュアルも変わる、ある現場で考えました。」

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
006号// 2020.6.22

「スタッフが変わるとビジュアルも変わる、ある現場で考えました。」

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★ 先週のお仕事

月曜日は、
お預かりのキャラクターグッズの商品撮影
 
火曜日は、
化粧品のインスタ撮影。夏らしくいい感じの写真が撮れました。
 
水曜日は、
交流会のいろいろで1日が終わる。偉いバレーの先生の話が面白い。
 
木曜日は、
ドイツのハンカチメーカーの、店頭ポスターのイメージ撮影。
新しくデザイナーさんがディレクションに入ってから2回目、
可愛い写真になりました。
 
金曜日は、
前回、商品が揃っておらず撮影できなかった美容オイルの撮影。
LP用に色々素材を撮り溜めます。
 
土曜日は、
車検の引き取り。13年、10万キロを超えました。
それから経理などなど
 
日曜日は、
このメルマガ書いたり。久しぶりに昼寝でもしようかな。
 
金曜日から、移動の制限などがなくなりましたね。
飲食店も制限なしとのことで、
四谷のシンミチ通りも人が戻ってきていましたが、
人出は8割程度かな?
それでも僕の思っていたよりも多い人出でした。
客席を減らしたりしないといけないので、
以前よりもお客さんを入れられないはずですが、
自粛の反動もあるでしょうね。
日光の方の旅館はインバウンドもなしに満室だということで、
なかなか旅行に行けなかった日本人が、
いい機会だからと旅行に行ったのかな?
 
あとは劇場関係ですね、
いつもお世話になっている劇団は、
しばらくお稽古もできていなかったので、
8月ごろから再開のようですが、
今までのようには客を入れられないので、
経営は大変ですね。
とうとうクラウドファウンディングも実施していました。
 
撮影も一旦、忙しさもひと段落。



季節ごとに撮影している、ドイツのハンカチメーカーの店頭コルトンの撮影。
コルトンというと聴き馴染みがないと思いますが、
ポスターやサイネージなどをイメージしてもらえればいいと思います。
熊のリーベくんがマスコットキャラクターですが、
バンビちゃんやお相撲さんやお寿司など
多彩なキャラクターの商品が登場します。
ただ、アイテムが多彩なので、
ごちゃごちゃしないようにうまくまとめられるかがポイントです。
 
さて、新しくデザイナーさんがディレクションに入ってから2回目の撮影。
いい感じなので今後しばらくはこの感じで継続になりそうです。
 
前回は特注の巨大バースデーケーキを使っての撮影。」
今回は、ペーパークラフトで海中の世界を再現。
こうしたいな〜というビジュアルを考えてくれて、
イメージに合わせて必要なものを作ってくれます。
 
それまではスタイリストさんが入っていたのですが、
どういうビジュアルにしたいかは、
既存のいろんな広告や写真を参考に構築して、
それに合わせて小物を集めてくる感じでした。
 
全く違うプロセスで、出来るビジュアルも全然違います。
デザイナーさん型の撮影は、作り込まれてシッカリした画面になります。
精緻な撮影ラフ(カンプと言います)に合わせて、
力技の撮影現場、完成度の高いビジュアルが完成します。
スタイリストさん型は、現場対応のことが多く、ふんわりした感じ。
ザックリしたラフや、イメージの参考写真をもとに、
大喜利のような撮影現場です。
ハプニングが多く予定外の面白いものができてしまう事もありますが、
どこかで見たような感じになったり、まあこんなもんだね、と、なってしまう事も。
 
どちらがいいということではなく、
ブランドのイメージやクライアントさんの承認過程によります。
どちらでもいいブランドの時は、
1年ごとなど定期的に製作方法を変えて、
イメージに変化をつける考え方もあります。
 
本来は、両方いてくれるのがいいのですが、
今回の店頭でのコルトンのように、
製作部数の少ないものは予算も限られているので、
なかなか難しいですね。
 
トレンドを掴みつつも自分の中の作家性を合わせて発信するデザイナーさん、
新商品や街の人の動向からトレンドをキャッチして再構成するスタイリストさん、
カメラマンの方で両方のクリエイティブを理解してコントロールできる資質が求められますね。


loverly コルトン
loverly by Feiler コルトン




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スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。