一人社長のサービス業はひたむきとガマン

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
14号// 2020.8.17

「一人社長のサービス業はひたむきとガマン」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、

いつものキャラクター撮影と包丁ケースの撮影。
そして、インプットの日

火曜日は、

CD付き絵本の撮影。
意外に大変だった。
でも楽しかった。

水曜日は、

銀座松屋でポップアップショップの撮影。
オープンと同時に行列ができた。
この時期に大変な人気です。

木曜日は、

いつものキャラクター撮影と、
交流会のラジオ番組の日。

金曜日は、

久しぶりに劇場入り。
年末からのびのびだった撮影です。
上演中のお客さんはシーンとしていましたが、
カーテンコールでは総立ち。
いい舞台でした。

土曜日は、

昨日のデータをロムに焼きながら、
毎月の美容クリームの撮影。
朝からお花を仕入れてきました。
観葉植物もオリーブとユーカリを購入。
とうとうデッカくなるものを買ってしまった。
うまく小さく仕立てられるかな。

日曜日は、

昨日、とっちらかりまくったスタジオの片付けとレタッチ。
昨日のロム焼きの続き。
ブルーレイ11枚、DVD3枚
映画14本分ですな。
5Gでピュッと送れるようになってほしい。

毎日っとても暑いですね、そしてお盆ですね。
上の子は長い夏休み、下の子は短い夏休み。
オリンピックの予定だったので、
大学生の夏休みは今年ちょっと長かったようです。

今年もお盆にフルで働いてましたが、
例年の忙しさはないですね。

ダラダラとやる事があって、
なんとなく時間が過ぎていく。
フリーの人の多くは同じ悩みを持ってるんじゃないでしょうか。
イチローさんみたいにひたむきに努力できる才能って本当にすごいなと思います。

さて、このメルマガを書いている今日、
またランディングページからのお問い合わせがありました。

今回は電話でしたが、これで2件目。
5月にアップしてからひと月半で1本のペースでしょうか。
検索ボリュームの少ないジュエリー撮影なので、
まあ、こんなもんでしょうか。

検索ボリュームが少ないのでPDCAも回せないので、
じ~~と我慢の日々ですね。
物販とかだったら回転率が大事ですけど、
一人社長のサービス業はキャパもあるので、
おなじWEB集客でもどうしても戦略は違ってきます。

気になるのはどちらも、
以前頼んでいた人はいるのですが~
という感じでの問い合わせ。
コロナ禍の中、キャッシュの流出を防いで生き残りつつ、
地道に次の仕込みができるかどうかが分かれ目ですね。

今年は色々やる事がある中、コロナでお仕事は激減。
でも今までもそうでしたが、仕事のない時ほど忙しいんですよね。
仕事のあるときは入ってきたものだけやってればいいんですが、
ないときはプロモーションを色々見直す。
これがやり始めたらきりが無いんですよね、
いくらでも細かいところが気になってくる。

でも本当は8割できたら、
どんどん次をやったほうがいい。
ひたむきに次へ次へ。

でも、検索ボリュームが少なくてリアクションがないと、
次へ気持ちが動いていかないですよね。

いやー自分との戦いです。
 

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

過去のメルマガのバックナンバーが読めます、
フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記|メールマガジン
バックナンバーも読みたいなと思ってもらえるように頑張ります!

上原タカシの写真をご覧になりたい方は、
私のホームページをご覧ください。
上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

購読解除

うさぎちゃんと小規模事業者持続化補助金

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
13号// 2020.8.10

「うさぎちゃんと小規模事業者持続化補助金」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。


★ 先週のお仕事

月曜日は、
時々行くウェブメディアの撮影。
時々だったけど最近続いてます。
景気の悪い時期なので少しですが助かります。
 
 
火曜日は、
企業でインタビュー撮影。
ですが、コロナですのでインタビューはオンラインで、
ポートレートのみ6名の撮影です。
 
オファーをいただいた時に編集者から、
「うさぎちゃん作戦でお願いします」
とご連絡をいただいて、
はて、うさぎちゃんてなんだっけ?
「11PMの温泉レポートですか?」
と確認したら、当然そんな訳はなく・・
 
実際にインタビューしていない人を、
お話しをしているように撮影する方法があるのですが、
以前、その小道具でたまたまウサギを使ったらしく(覚えていない)
うさぎちゃんのおかげで今回もいい感じに撮れました。
温泉も行きたいですね。
 
 
水曜日は、
ZOOMで打ち合わせとか、
クラウドソーシングでいただいたお仕事など。
クラウドソーシングは非常に相場が安いのですが、
ウェブ集客がなかなか難しいBtoBのカメラマンには、
上手く使えばリスティングを回すよりも効果的なのです。
でも、手間がかかる割に金額がいきません。
閑散期を使ってもう少し研究します。
 
 
木曜日は、
毎月レギュラーの化粧品のインスタグラム撮影。
今回は新しい蒲田のハウススタジオ。
綺麗だし、窓も大きく、まあまあいいのですが、
窓が一箇所だと、どうしても窓の前にへばりついて撮影してしまいますね。
やはりハウススタジオは窓が2面は欲しい。
 
 
金曜日は、
YOUTUBEのための素材撮影。
珍しく動画撮影です。
LEDライトに慣れないので、
光の回し方が難しいです。
 
土曜日は、
いつものキャラクター撮影。
 
日曜日は、
模試と、またキャラクター撮影。
追い込みだな〜
 



金曜日に小規模事業者持続化補助金<一般型・第二回>の発表がありました。
小規模事業者持続化給付金じゃないですよ、よく似てますが、補助金です。
 
小規模事業者が販路開拓を目的として投資する際、
50万円を限度として3分の2まで補助してくれる制度です。
 
今年はコロナ対応で100万円まで増額されていたり、
収入の減少している人には加点があったり。
 
僕はコロナ対応にはならなかったのですが、
1回目の採択率が9割と破格の大盤振舞い。
なので、第2回目の締め切りに申し込んでみました。
 
ちなみに小規模事業者というのは、
従業員5人以下の法人、個人事業と思ってもらえばほぼ間違いないです。
 
で、結果は、無事採択されました。
まだ通知とかはないですが、採択者の発表があり、
しっかりリストに名前がありました。
 
で、今回申請した事業が、
「動画撮影による多角化」
そう、動画です。
もう少し撮ってはいるのですが、
機材など本格的には揃えておらず、
もう少しちゃんとやろうかなと。
 
これまでにも、動画をやろうかなと思った時期はあるのですが、
その度にスチールの仕事が忙しくなって、途中で何度もほったらかしになり、
これは、「お前は動画やらなくていいよ」
とういう天からのお告げだなと思って、
もうやらないつもりでおりました。
 
それが急にどうしてかというと、
申請期限の少し前に、
いつもスチールの仕事をくれる代理店さんから、
動画のオファーをいただきました。
 
簡単なものならやらなくもなかったのですが、
クライアントも大きいし、ディレクションも必要でいろいろ手に余る内容でした。
 
頼む先がなくて連絡してくれているのは分かっていたのですが、
かえって、ご迷惑をおかけするかもしれなかったので、
涙を飲んでお断りしました。
 
でもその後、悔やまれて悔やまれて、
ここはちゃんと取り組もうか、
と思い補助金申請しました。
 
お金の面もありますが、
補助金もらったらちゃんとやらないといけないし、
ちゃんと実行するように、
外から縛りができたことが大きいですね。
 
この後も手続きや、報告書などいろいろありそうですが、
ちゃんとできるかな?



今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

過去のメルマガのバックナンバーが読めます、
フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記|メールマガジン
バックナンバーも読みたいなと思ってもらえるように頑張ります!

上原タカシの写真をご覧になりたい方は、
私のホームページをご覧ください。
上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

ベタがおもしろい

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■
11号// 2020.7.26

「ベタがおもしろい」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、
基礎化粧品メーカーの社長のポートレート、
一年分12カットの撮影。
ヘアメイクさんも頼んでいい感じ。

火曜日は、
緊急で入った癖のあるデザインのジュエリーの撮影。
リモートチェックですが、チェックしてくれる人は、
この商品を見たこともないし、担当でもない。
大丈夫か?

水曜日は、
ジェルネイルの撮影。
コロナで化粧品は散々らしいですが、
ネイルは好調らしい。
そろそろ企業ごとの明暗がはっきりしてきそう。

その後、交流会の来期の打ち合わせと、
交流会のラジオっぽい放送のZOOM収録。
アジアで一番のマクロビの先生、めっちゃ楽しかった。

木曜日は、
レタッチデー
いろいろセレクトバックをいただいた写真を、
レタッチして納品です。
それから昨日のZOOM収録の動画編集。

金曜日は、
新規のジュエリー撮影。
コロナ休み中に作ったランディングページから初の受注です。
ヒートマップを見ても動きが悪いので、
トップの写真を若めに変えたら、
おばさん向けのジュエリーの撮影が入りました。
仕上がりの評価も上々。

土曜日は、
これも新規の撮影。
アクリルキーホルダーです。
こういう撮影はジュエリーとかよりも難しいかもな。
でも、大変さは伝わらないと思います。
しかし、写真を見て「わー、大変そう」と思うような写真は、
広告写真としては疑問ですよね。
「苦労は空気のように拡散し、メッセージだけが浸透していく」
写真がいいと思います。

ビジネス交流会のメンバーでやっているラジオ放送みたいな番組を、
ZOOMでムービー収録してメンバー向けに流しているのですが、
今回はアジアで一番のマクロビの先生。
話が無茶苦茶面白かった。
ビジネス交流会って、普通にしていたら絶対会わない凄い人がいたりするんだけど、
詳しく話を聞いてみないと、その凄さってわからない。
その凄さがわからないまま、
とりあえず同じメンバーですねって事でお友達みたいな感じになるのですが、
その業界ではすごい先生だったりして、その実態を後から知ってへんな感じです。

その中でも、ちょっとご高齢の方で、すごい人がメンバーにいるのですが、
皆さん話が面白い。
普段は飄々ととぼけた感じでいるのですが、
ご自分のお仕事の話になると、内容もすごいし、面白いし。
こういうアウトプットができるようになりたいです。

ムービーといえば、先週撮影した鼎談もいい感じに仕上がった。
多少コツを掴んだので、また次のコツを身につけていこう。

コツといえば、同じカメラでもスチールとでは、
撮影時に注意することがあって、
同じものを撮るのでも、
寄ったり引いたり、右から左から、
いろいろ撮影しておかないと編集の時に繋がらない。
同じ構図の絵が続くとつまらない、
というか、同ポジといって気持ち悪いのだ。

スチールでも同じことは言えるのだが、
スチールの場合は一枚の画面や紙の中にレイアウトされるので、
構図も多少変化が欲しいですが、
強弱というか緩急というか、
メインの写真をしっかり撮って、サブカットがメインを喰わないようにしないといけない。
そのためには、色味や構図をあえて揃えるってことが出てくるんだけど。
動画の場合は同じ画面、同じ場所で変化していくから、
変化していることが大事になってくる。

まあ、動画をやらないとって時に、脇で仕入れた知識なんですが、
その直後に撮影したある仕事で、ムービーのように変化を気にしながら撮影してみたスチール案件がある。
クライアントさんはその写真で、サイネージ用にスライドショーを作成したらしいのですが、
写真を順番に並べただけで、ほとんど編集なしでムービー作品になってしまったらしい。

ちょっとムービーの練習ぐらいで、注意しながら撮影したということはあるのですが、
並べただけで成立するっていうことは日頃ないので、
少し不思議な感じでいい気分でいたのですが、
これって、フィルムの頃のベタが面白い時に似てるのかなっと思った。

最近の人はフィルムを扱った経験がない人が多く、
ベタって言ってもわからないと思うのでちょっとベタの説明。
プロは、フィルムで撮影したものを、普通のサービス版でプリントしたりしないで、
(今はサービス版も同時プリントもわからないよね)
A4ぐらいの印画紙にフィルムを直接並べて、
露光・現像して、フィルムのままのサイズの写真の一覧表を作る。
この一覧表のことをベタと言って、
この下手にルーペを当てて、引き伸ばす写真を探す。

で、このベタが面白いカメラマンというのがいて、
以前は写真展に行くと、このベタがそのまま作品になっていたりもしてた。

以前はベタやポジのスリーブでクライアントに渡すので、
へんなコマが出来ないように、
一コマ一コマ気を付けて撮っていたなぁと思います。

デジタルになって、いらないものは消す前提で撮影しているけど、
同じような気持ちで撮ったら、
ちょっと上手くなるかな?
そんな気がする。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

過去のメルマガのバックナンバーが読めます、
フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記|メールマガジン
バックナンバーも読みたいなと思ってもらえるように頑張ります!

上原タカシの写真をご覧になりたい方は、
私のホームページをご覧ください。
上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

撮影料は、カット計算?時間計算? 僕はグロス計算が神だと思います。

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
8号// 2020.7.13

「撮影料は、カット計算?時間計算? 僕はグロス計算が神だと思います。」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、
某劇団の女優さんの撮影。
もともとスタジオが暗い上に天気も悪く、
だいぶ苦労しました。
あとはいつものキャラクターグッズの撮影など。

火曜日は、
化粧品のインスタグラム撮影。
オープン記念ということで激安スタジオ。
安いし、こういう所もありかもね。

水曜日は、
交流会のメンバーと作っているラジオっぽい番組の放送。
コロナの時に始めたので、ZOOMで生配信しながら収録。
急にMACから音声が出なくなり大慌て。
あとはいつものキャラクターグッズの撮影など。

木曜日は、
マニキュアのインスタグラム撮影。
しっかり準備してきてくれるので、
いくつかの難所をこなせば、
あとは楽にいい写真が撮れます。

金曜日は
あるキャラクターの●周年記念グッズの撮影
このキャラクターそんなに古いキャラクターなのね。

土曜日、日曜日は、
在宅で、ホームページやランディングページの調整、
経理といろいろインプット。

コロナ前は本当に休みがなかったので、
土日に家にいるだけで、
ものすごく暇な人の気分だったけど、
こうやって振り返ってみると、
平日は結構働いてますね。
売り上げはイマイチだけど。
その辺の気分もあるのかな?

ホームページを見た方からお問い合わせをいただきました。

ハンドメイドアクセサリーの撮影のお問い合わせでしたが、
撮影のご発注があるかどうかは未だ不明。

その際、主なお問い合わせの内容は撮影料のこと。
他のカメラマンにも問い合わせをされているそうでしたが、
カメラマンによって撮影料の基準が
「カットあたりの料金」だったり、
「時間あたりの料金」だったり、
バラバラで分かりにくいとのお困りごとを伺いました。

このあたりの撮影料金のお話はよく聞くのですが、
それもそのはずです。

なぜかっていうと、
つい最近まで、カメラマンのギャラって、
時間計算でもカット計算でもなかったからです。

なかったまで言い切ると若干言い過ぎではありますが、
近いところでは、
拘束日数だったり、
雑誌だったらぺージ計算とか。

でも、それ以上に撮影の内容によるので、
クライアントの方で撮影料の規定が決まっている以外では、
初めましてのお客さんに

「私は一日いくらです」

とか

「1カットいくらでやってます」

なんてことは、まずあり得なかったです。

じゃあどうやっていたかっていうと、
日数や、カット数も考慮するのですが、
日数や、カット数は過去の似た仕事との比較の目安ぐらいで、
結局はグロスでの計算なのです。

業界の人だと初めましての人でも、
なんとなく相場観のわかっている人ので、
これが一番良かったと思います。

グロスと拘束日数はちょっと近い感じかな?
実は大きく違うところがあるのですが・・・

撮影内容って当初の予定から変わったり、
当日対応しないといけないトラブルが起こったりするので、
カット計算だと、いろいろ不都合がある。
グロスだと、ある程度の変更のあることは織り込み済みなので、
いろいろみんなハッピーなのです。

それがなぜ、カット計算や時間計算が出てきたのかっていうと、
ECサイトの運営者など、
これまで撮影を発注する立場でなかった人たちから撮影の依頼がが出るようになったのです。

そうすると、
これまでの阿吽の呼吸で決まっていた、
グロス料金というわけにいかなくなった。
なので比較しやすいように、
カット料金や時間料金が出てきた。
比較しやすいから、比較されて、どんどん撮影料が下がる。
感覚的にはこの5年ぐらいで半分近く下がったんじゃないかな。
負のスパイラルです。

でもまあ、
ある程度以下の金額で、
まともな撮影ができるわけないので、
「見積もりをとったら結構な金額になった」
ような話もよく聞きます。

なんだか愚痴っぽくなってきましたね。
撮影料のこと、どこかでちゃんと書きたいのですが、
クライアントに対する愚痴っぽくなったり、
同業者を批判することになったり、
売り込みっぽくなってしまうので、
出し方が難しいですね。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

過去のメルマガのバックナンバーが読めます、
フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記|メールマガジン
バックナンバーも読みたいなと思ってもらえるように頑張ります!

上原タカシの写真をご覧になりたい方は、
私のホームページをご覧ください。
上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

ジュエリー撮影のランディングページができました!

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
6号// 2020.6.29

「ジュエリー撮影のランディングページができました!」

このメールマガジンは一週間ごとに
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
お届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務をアサインする立場の人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、
集客塾で知り合った通販の専門家の方のポートレート撮影。
左右で顔の見え方が違うことはわかっていたけど、意外な発見も。

火曜日は、
いつものお預かりのキャラクター撮影。
ワークフローが変わって、指示を見落としてしまい二度手間。
慣れるまで色々ありそう。

水曜日は、
ハウススタジオを借りてフラワーアレンジメントの撮影。
お客様の立ち会いはなく単独での撮影です。
これからはこういう仕事も増やしていかないとね。
夕方から、新しい事務所物件の内見。

木曜日は、
所属しているビジネス交流会で、
メンバーの方を取材。
バレエの偉い先生。
いつも飄々としているので、こんな豪邸に住む資産家だったとは!

金曜日は、
朝から劇場の建設現場の撮影。
骨組みは完成。
しばらくは見た目の変化がないのでお休み。
午後は届いた撮影商品の整理。
一部撮り進める。

土曜日は、
ずっと懸案だったジュエリー撮影のランディングページが完成。
https://lp2.ueharashashin.jp
初めてタグマネージャーを設置したり、
ヒートマップを設置したり。
初めてのことをこなしたので疲れた。
もっとわかりやすくしてくれ。

ちなみに本サイトのジュエリー撮影のページはこちら

日曜日は、
金曜日に整理した商品の撮影。
土曜日に来なかったのは、日曜日の方が駐車場が安いから。
いい加減運転疲れるので、電車乗りたい。

先週は暇〜、今週もきっと暇〜。
まあ色々やることはあって実際には忙しいのですが、
すぐ売り上げにつながることをしていないと働いた気がしない。
でもこういう明日の仕事をどんどんやっていかないと、
楽にはならないよね〜。

その一つとして、ずっと探している事務所の内見に行ってきました。
かなり良いんだけど、色々難点も。
年間で固定費が100万上がるのは、時期的に難しいよね〜
同じ四谷じゃ通勤が楽にならないし、一駅不便になるし・・

それから、ランディングページができました。
今まで何でもかんでも以前作ってもらった商品撮影のページに飛ばしていたのを、
ジュエリー専門のページを完成させました〜!
ただ、とりあえず作ったという感じで、
キャッチコピーも、トップ画像もとりあえず。
これからPDCAを回していかないといけないけど、
リスティングをあまり回してないので、
ヒートマップが観れるようになるまではまだまだ・・・

明後日から7月に突入。
また街の感じがガラッと変わるでしょう。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

過去のメルマガのバックナンバーが読めます、
フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記|メールマガジン
バックナンバーも読みたいなと思ってもらえるように頑張ります!

上原タカシの写真をご覧になりたい方は、
私のホームページをご覧ください。
上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。