明けましておめでとう御座います、からの〜、閉めてくださいお願いします。
■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 31号// 2020.1.16 「明けましておめでとうからの~ 閉めてくださいの緊急事態宣言」 このメールマガジンは、 カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、 一週間ごとにお届けしています。 このメールマガジンを読んでいただけると、 ・これからカメラマンになろうと思っている人 ・カメラマンに撮影業務を頼む人 ・社内で撮影を内製化している人 などに、 なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~ と、思ってもらえると思います。 と言っても守秘義務も多く、 イニシャルトークだらけだったり、 秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、 お付き合いいただけるとありがたいです。 ★ 先週のお仕事月曜日は、今年の仕事始め! 昨年からお預かりしていたポケモンさんの撮影など。 あと大掃除できなかったので、ちょっと片付け。(掃除ではありません) 火曜日は、金曜日の撮影のためのロケハン。 中途半端な時間なので、ついでに都税事務所などにも立ち寄ります。 水曜日は、新規の撮影依頼の打ち合わせ。 夜はビジネス交流会 木曜日は、ジェルネイルのインスタグラム撮影。 金曜日は、火曜日にロケハンしたスタジオで、 劇団四季のポートレート撮影。 会報誌の巻頭インタビューになります。 土曜日は、いつものEC撮影。 モデル撮影で ZOZO 用の商材です。 日曜日は、新規のポケモンの撮影など。 ☆明けましておめでとうからの~ 閉めてくださいの緊急事態宣言 GOTOトラベルを中止しても、前評判通りやっぱり感染者数には影響なく ほぼパフォーマンスな感じでしたが、 今回も新しい悪者探しに飲食業が狙い撃ちにされた感じで・・ 前回はみんなが止まってたから、みんなで頑張りましょう!みたいな一体感もありましたが、 今回は温度差ありますね~ 3月ぐらいになったら西の方から減ってくると思うんですけどね。 で、エンタメ業界の人たちも大変です。再開しても客足が戻っていなかったところに、 また半分にしろですからね。 そうでなくとも半分を埋めるのが難しかったところで・・・ で、自分はどうかというと、人に聞かれたら、数は戻ってきたけど、金額は7割かなと答えていたのですが、 年末は金額も戻りつつあったので、 この先の1月の予定と、去年の1月の予定を比べたてみたら、 去年は今年の2倍近くスケジュールが埋まっている。今思うとよくこの量をこなしていたなと思うけど、 やっぱり数も戻っていなかったです。少ない状態に慣れてしまったかな? ☆ 写真とマーケティング 遅れがちでありますが、だいぶメルマガにも慣れてきたので、 今後は写真とマーケティングをテーマに、 ちょっとずつ何か書いてみようと思います。 お問い合わせをいただく中で、 新規のお客様3件に1件ぐらいの割合で、「1カットいくらですか」という感じのお問い合わせをいただきます。 写真館なんかが店頭で、「1ポーズ¥5000」とか 「六切りプリント¥8000」とか書いてあるので、 その感覚なんだと思うのです。 ほぼ全ての受注が肖像写真の写真館では、 このような料金表が作れるのですが、 毎回違ったものを撮る商業カメラマンでは、 1件1件、撮影するものや撮り方を詳しく伺ってからでないと、 見積もりが出せません。 一方、顧客の方としても、最近はレストランウエディングなども増えたので、 結婚式などで親族写真を撮る機会はだいぶ減ってしまいましたが、 それでも一度は写真館で写真を撮ってもらった経験は皆さんあると思うので、 大体、どのように撮影が進行するか、どういう写真が出来上がってくるか分かります。しかし、商業写真の撮影では、初めて立ち会ったお客さんからは、 「そんな風にするんですね」「思っていたよりずっと大変」 などの声が大抵聞かれる。つまり、撮影の状況やそれによってどんな写真が撮れるかがわかっていない。希望のイメージをオーダーするのに、撮影現場のイメージがわかない。ということである。 改めてまとめると、写真館では、カメラマンと顧客双方が、撮るものや撮り方、成果物のクオリティーのイメージが共有できているので、1カット〇〇〇〇円と、カメラマンは値付けができるし、買う買わないの判断を顧客ができる。 一方商業写真では、顧客は、希望のイメージをどうやって伝えればいいか、そのために実費部分すらいくらかかるかわからない。カメラマンの方では、求められているクオリティー感のすり合わせは正しいか、バジェット感が分からないのでどの程度の価値提供をすればいいか分からない。なので、カメラマン側では見積もりがリスク回避的になったり、異常な安値になってしまったり、顧客の方ではアイミツ先と金額がバラバラで、どの金額が適正なのか分からない。 失注する原因で一番多いのが、金額が合わなかったこと。事前に参考程度でバジェットを伺えていれば、クオリティー感を調整して受注できたはずの仕事も過去にはたくさん。せめてバジェットのすり合わせができていれば、いろいろ共通認識ができたはず・・ ☆ 今回もお読みいただきましてありがとうございました。 来週もよろしくお願いします。 過去のメルマガのバックナンバーが読めます、 フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記|メールマガジン バックナンバーも読みたいなと思ってもらえるように頑張ります! 上原タカシの写真をご覧になりたい方は、 私のホームページをご覧ください。 上原タカシ写真事務所 ☆どうしてこんなメルマガを書いているのか? きっかは些細なことでした。 私はとあるビジネス交流会に所属しています。 お互いの仕事の内容を理解しあって、 知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。 例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、 メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、 なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。 なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、 すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、 プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。 でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、 「これって何に使うの?」 「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」 と、なんでそんなこと聞くの? という質問をいっぱいしてくれました。 自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。 よく言われることですが、こういう事かと実感しました。 思い返せば、自分がこの業界に入った時、 スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。 自分ではもう当たり前になってしまったことでも、 何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、 また、自分が初心に帰るために。 拙い内容ですが記していこうと思います。 購読解除 |
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