一人社長のサービス業はひたむきとガマン

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
14号// 2020.8.17

「一人社長のサービス業はひたむきとガマン」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日は、

いつものキャラクター撮影と包丁ケースの撮影。
そして、インプットの日

火曜日は、

CD付き絵本の撮影。
意外に大変だった。
でも楽しかった。

水曜日は、

銀座松屋でポップアップショップの撮影。
オープンと同時に行列ができた。
この時期に大変な人気です。

木曜日は、

いつものキャラクター撮影と、
交流会のラジオ番組の日。

金曜日は、

久しぶりに劇場入り。
年末からのびのびだった撮影です。
上演中のお客さんはシーンとしていましたが、
カーテンコールでは総立ち。
いい舞台でした。

土曜日は、

昨日のデータをロムに焼きながら、
毎月の美容クリームの撮影。
朝からお花を仕入れてきました。
観葉植物もオリーブとユーカリを購入。
とうとうデッカくなるものを買ってしまった。
うまく小さく仕立てられるかな。

日曜日は、

昨日、とっちらかりまくったスタジオの片付けとレタッチ。
昨日のロム焼きの続き。
ブルーレイ11枚、DVD3枚
映画14本分ですな。
5Gでピュッと送れるようになってほしい。

毎日っとても暑いですね、そしてお盆ですね。
上の子は長い夏休み、下の子は短い夏休み。
オリンピックの予定だったので、
大学生の夏休みは今年ちょっと長かったようです。

今年もお盆にフルで働いてましたが、
例年の忙しさはないですね。

ダラダラとやる事があって、
なんとなく時間が過ぎていく。
フリーの人の多くは同じ悩みを持ってるんじゃないでしょうか。
イチローさんみたいにひたむきに努力できる才能って本当にすごいなと思います。

さて、このメルマガを書いている今日、
またランディングページからのお問い合わせがありました。

今回は電話でしたが、これで2件目。
5月にアップしてからひと月半で1本のペースでしょうか。
検索ボリュームの少ないジュエリー撮影なので、
まあ、こんなもんでしょうか。

検索ボリュームが少ないのでPDCAも回せないので、
じ~~と我慢の日々ですね。
物販とかだったら回転率が大事ですけど、
一人社長のサービス業はキャパもあるので、
おなじWEB集客でもどうしても戦略は違ってきます。

気になるのはどちらも、
以前頼んでいた人はいるのですが~
という感じでの問い合わせ。
コロナ禍の中、キャッシュの流出を防いで生き残りつつ、
地道に次の仕込みができるかどうかが分かれ目ですね。

今年は色々やる事がある中、コロナでお仕事は激減。
でも今までもそうでしたが、仕事のない時ほど忙しいんですよね。
仕事のあるときは入ってきたものだけやってればいいんですが、
ないときはプロモーションを色々見直す。
これがやり始めたらきりが無いんですよね、
いくらでも細かいところが気になってくる。

でも本当は8割できたら、
どんどん次をやったほうがいい。
ひたむきに次へ次へ。

でも、検索ボリュームが少なくてリアクションがないと、
次へ気持ちが動いていかないですよね。

いやー自分との戦いです。
 

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。

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