ルーティーンで忙しい安定の一週間でした。

■フォトグラファー上原タカシ、一週間の仕事日記■ 
25号// 2020.11.30

「ルーティーンで忙しい安定の一週間でした。」

このメールマガジンは、
カメラマン上原タカシの先週のお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンに撮影業務を頼む人
・社内で撮影を内製化している人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事
月曜日は、
いつもインスタグラムを撮影しているちふれさんの、
来年の春夏の新商品撮影。
今年はアイテムもカット数も少なめ。
他はだいぶ数字が戻ってきたけど、
コロナでマスクで、女性はあまりお化粧しなくなったらしく、
そのせいもあるのかな。

え〜、当然普段は(特別な時もだけど)お化粧をしないので、
今ひとつ女性の気持ちがわからないのだけれども、
マスクしてるからといってもアイメイクはするわけで、
その時点で顔の下半分をメイクしないっていうのは、
なんとなく気持ち悪くないのだろうか?
マスクについちゃうってことはあるにしても、
なんかモヤっとする。
最近化粧品撮影が増えたし、
そろそろ自らトライする時期か??

火曜日は、
昨日に引き続き同じクライアント様。
でも今日はいつものインスタグラム撮影。
安定のチーム、安定の仕上がり。
でもこれで満足することなく、より技術を研ぎ澄ましし、
プロゼスも改善していく!

水曜日は、
先週打ち合わせして、単品の商品撮影を進めていたクライアント様の撮影。
本日はお立会いでセット商品の撮影。
担当者が撮影をわかっていると、進み具合もクォリティも違う。
新規の撮影でこの感覚は久しぶり。
このレベルになるまで、新規のお客様にも学んでいただけるツールが必要ですね。

木曜日と、金曜日は、
いつものポケモンさんの撮影。
なんか今月は多いな〜、
ちょっとしんどいけど、これでもコロナ前よりは少ない。
だいぶ体がなまっているね。

土曜日は、
久しぶりに在宅。
溜まりに溜まっていた経理を少し処理する。
いやいや、終日ズ〜〜〜と、頑張っていたんだけど、
でも少し(泣)
今期は法人申告もあるし、
経理面がまだまだ大変・・・

日曜日は、
交流会メンバーで税理士の撮影。
法人申告を頼もうかと心が揺らぐ。
勉強勉強!
でも来年は心が折れてそう。
うん、一回やればね。

え〜とね、
先週は特にトピックないですね。
でもなんか忙しかった。
ちょっと刺激には欠けるけども、
商売的にはこの方がいいんよね。

撮影もないのに忙しかった背景には、
手は動かさないけど、
結構考える仕事が多かったこと。
「今度の撮影どうしようかな〜」
などと、アウトプットのない考えことって、
こうやって文章に落とし込んでいくときに、
書こうと思えば書けるけど、
なんか、何にもしてないっぽく感じますね。

このところスタイリングというか、
ディレクション込みの事案が増えてきて、
割と頭脳労働をしております。
で、これが結講大変なんで、
ちゃんと料金化していかないと・・・
本当に、時間を無尽蔵に日程が吸い取られてしまう。
でもこれってちゃんとやると、
アップセルのチャンスだよね。
色々業務の見直しが必要ですね。

今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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上原タカシ写真事務所

☆どうしてこんなメルマガを書いているのか?

きっかは些細なことでした。
私はとあるビジネス交流会に所属しています。
お互いの仕事の内容を理解しあって、
知り合いにニーズのある人がいたらお仕事を紹介しあう会です。
例えば、税理士さんの顧問先にレストランがあって、
メニュー用に料理の写真を撮りたいんだけど、
なんて話があったらカメラマンとして僕を紹介してくれる感じです。

なので、カメラマンの仕事ってビジネスとしては複雑なものじゃないし、
すっかり自分の仕事のことはメンバー人なが理解してくれているものだと思っていて、
プレゼンの機会があったら、色の再現がどうとか、難しい話ばかりしてしまっていました。
でも、メンバーの一人が私のスタジオを訪れた際、
「これって何に使うの?」
「こういうクライアントの仕事ってどうやってくるの?」
と、なんでそんなこと聞くの?
という質問をいっぱいしてくれました。
自分のビジネスは自分が一番よくわかっていない。
よく言われることですが、こういう事かと実感しました。

思い返せば、自分がこの業界に入った時、
スタジオの大きくて重たい鉄扉一枚からワクワクした記憶があります。
自分ではもう当たり前になってしまったことでも、
何かの参考にしてもらったり、これから志す人にワクワクしてもらったり、
また、自分が初心に帰るために。
拙い内容ですが記していこうと思います。