「カメラマンの仕事について説明してきました」

■カメラマンの日常■ 
2号// 2020.5.25

「カメラマンの仕事について説明してきました」

このメールマガジンは
カメラマン上原タカシのお仕事の内容と雑感を、
一週間ごとにお届けしています。

このメールマガジンを読んでいただけると、

・これからカメラマンになろうと思っている人
・カメラマンではないのだけれども社内で撮影業務を割り振られた人
・新しく発注者になる人

などに、
なんとなくカメラマンってこんなことしている人なのね~
と、思ってもらえると思います。

と言っても守秘義務も多く、
イニシャルトークだらけだったり、
秘密だらけでなんにも書けないこともあるかと思いますが、
お付き合いいただけるとありがたいです。

★ 先週のお仕事

月曜日、火曜日は非常事態宣言中なので在宅で、
ホームページの微調整などなど。
 
水曜日は一日中交流会の日、
昼間はZOOMを使いラジオ形式でメンバーのインタビューを配信する裏方。
夜はZOOMで定例会。
5分間自分の仕事について語らせていただきました。
 
木曜日は朝から有明に建築中の劇場撮影。
午後は交流会でご紹介いただいた方2名のポートレート撮影。
 
金曜日はコロナでお休みしていた化粧品のインスタグラム撮影復活。
久しぶりのハウススタジオです。
急ぎのカットがったので、レタッチして1回目のチェック出し。
そうするうちに昨日のポートレート撮影のセレクトが戻ってきたので、
これも続けてレタッチ。
早速FBのプロフィールに使ってもらって、感触は良さそう。
 
土曜日、日曜日は大量のキャラクターグッズ撮影。
1アイテム当たりのカットが増えて大変。
終わらなかったけど、ほぼ目処はついたので締め切りには間に合いそう。

水曜日に所属している交流会で5分間という短い時間でしたが、
自分の仕事について語る時間をいただきました。

カメラマンの仕事というのは、
ご依頼いただいた内容で撮影して納品、
という流れとしては簡単なものです。

時には全然初めて撮影を発注するというクライアントがいたり、
おなじみのクライアントでも変わった撮影を持ちかけてきて、
いろいろご提案をしたり手配ごとをしたりという事もありますが、
大体は現場限りか、事前に軽く打ち合わせがある程度です。

今回が2回目のプレゼン。
自分としては前回のプレゼンでほぼ語れてしまっていたつもりだったので、
どうしようかなぁと思っていたのですが、
先日、交流会のメンバーが事務所を訪れてくれた際、
「これって何なの?こういう仕事ってどうやってくるの?」
といろいろ質問してくれました。

こちらとしてはなんでそんな事聞くの?って感じだったのですが、
カメラマンの仕事というのは自分で思っている以上に、
人には分かりにくいようです。

思い返せば今では当たり前になってしまった撮影の現場も、
初めてスタジオのアシスタントとして現場に入った時は、
ワクワク感でいっぱいでした。
何がどうっていうと、何にもないんですが、
見た事ないものばかりだったので、何がわからないのかもわからない。

お仕事をいただく際も、
大抵はご紹介で、向こうから突然やってくるものばかり、
改めて何もないところからコネクションを作ろうとしたらなかなか難しいものです。
改めて紹介って大事だなと思いました。(まあ、WEBからも変わった問い合わせはありますが)

そんな感じで、結局撮影現場の様子を撮影した写真を、
クライアントの許可をもらってプレゼンしました。
写真だけでプレゼンする人が珍しいのもありますが思った以上に好評で、
結局メンバーの皆さんも何がわからないのかも分からない状態だとは思いますが、
僕が初めて感じたワクワク感を少しはお伝えできたかなと思います。

この自分でもよく分からないものを言語化できた時、
再現性ができたり、改善できたり、メソッドになったりするんだろと思います。

そのためにも、時々は普段と違う角度で見直して、
アウトプットする作業って大事ですね。今回もお読みいただきましてありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。